匂いを嗅いで、思いがけず忘れかけてた記憶が蘇った経験はありませんか?
これは、「プルースト効果」と言われているものです。
忘れかけてた記憶が蘇る「プルースト効果」
フランスの作家「マルセル・プルースト」の小説。
「失われた時を求めて」の中で、主人公が紅茶に浸したマドレーヌの匂いで幼少期を思い出したワンシーンから名づけられました。
アロマテラピー
嗅覚は五感の中で唯一、大脳辺縁系とつながっており、古い無意識な記憶を呼び覚ます作用があります。
動物たちは、道標、動物界の序列など、未だ重要なサインとして念入りに確認しています。
今は香りの作用を生かした「アロマテラピー」も有名です。
におい展
そんな時代もあり、「におい展」は総動員27万人を突破した盛況ぶりで話題となりました。
代表的な香り
参考までに代表的な香り、
- シトラス系:レモン、グレープフルーツ… フレッシュで活発
- フルーティ系:バニラ、ラベンダー… 甘く可愛いらしい
- フローラル系:ネロリ、ジャスミン… 穏やか、優しい
- シプレー系:シナモン、アニス、ムスク… クールで知的
- オリエンタル系:サンダルウッド、パチェリ… 大人ぽい、ミステリアス
お気に入りの香りは何ですか?
香害
現在、「香害」といわれる言葉も出回る社会ですが、、、
フランス「香りのアレンジ」
パフュームの歴史深いフランスでは、
香りを付けるのを止めるのではなく、香りのアレンジをしてみる、、
そんな対応で折り合いをつけているようです。お国柄ありますね。