呪いから癒し

3月3日は桃の節句。

ひな人形やひな人形を模したキャラクターを見かけることが多い時期です。

日本には「人形」を作る習慣

古代より古墳の中で土偶や埴輪が見つかったように「人形」を作る習慣が日本にはありました。

主に埋葬の副葬品として使われていたとも言われています。

厄を祓い健やかに女の子が育つ願い

平安時代、子供が生まれても小さいうちに命を落とすことも多い時代でした。

人々はそんな厄を祓い健やかに女の子が育つ願いをこめてひな人形を飾りました。

人形に呪いの儀式をかける風習も

また、呪術の一つとして、呪う相手を模した人形に呪いの儀式をかける風習も地域によっては存在しました。

ひな人形:
生活の中に彩を添える祭事

ひな人形を飾る時代になり、女児の災難を身代わりで受ける役目も担った人形は生活の中に彩を添える祭事としても美しい姿となり注目を浴びるようになりました。

人形は芸術として昇華

江戸時代、人形は芸術の一部として昇華していきました。

人形浄瑠璃文楽などは代表的な伝統芸能です。

商業目的のマネキン人形の登場

その後、彫刻家などから商業目的のマネキン人形なども登場します。

マスコット人形やフィギュアなどの人形

そして今、日本文化の象徴にもなっているキャラクター文化よりマスコット人形やフィギュアなどの人形が若者はもとより地域の村おこしの担い手のごとく人気キャラクターとして登場しています。

人形の役割:愛着や癒し

AI搭載のペットロボットも人形の進化系かもしれません。

コミュニケーショングッズ

そこにある現代の人形の役割は、愛らしい風貌とともに愛着や癒し、更にはコミュニケーショングッズとしても活躍の場や経済的な市場を牽引しているといえるでしょう。

「人形」という漢字

最後に、「人形」という漢字は、

  • ヒトガタ… と読むと:人間の形をしたもの、禊、祓え、人相の意味となります。
  • ニンギョウ…と読むと:土、木、布などで人の姿を似せて作ったもの。自分の意志で行動できない人の意。

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