数年前に知った。
「ブライダルチェック」。
結婚を意識した時や妊活を決めた際に、
- 妊娠できる状況か
- 感染症などないか
をヘルスチェックすること。
ブライダルチェック
勤務先での健診、もしくは市区町村の健診制度の通り受診していれば部分的には健康状態は確認できているでしょう。
妊娠出産を望む
検査システムは存在していた
ネットによると1980年あたりから、「ブライダルチェック」という名前は無かったものの将来妊娠出産を望む人が検査を受けるシステムは存在していたそうです。
しかし、私が知ったのは2019年でした。
不妊治療の増加と
ブライダルチェックの存在
ここ数年来、不妊治療は増加し、さらに一部保険適用となる社会状況もふまえて、確実に「ブライダルチェック」の存在も重要になったように思います。
ブライダルチェックで
道を分かつカップルも…
しかしながら、合理的ではありますが、このチェックを持って道を分かつカップルがいるならば、なんだか悲しいなと思いました。
いつか子供を持つで希望で検査を受ける人も
なかには相手は未定でも、いつか子供を持つ希望があるならば検査を受ける人もいるでしょう。
仕事や実現したいことを優先価値観も
続けたい仕事や実現したいことがあるならば、そちらを優先して生きるのも価値観の一つだとは思います。
「プロ意識が足らない」という意見も
少し前に、仕事の担当予定などがあるのに妊娠すると、「プロ意識が足らない」という意見もありました。
まさに計画的に物事を進めることが最重要の時代には厳しい目がありました。
コロナ旋風で
立ち止まり振り返る時間を与えた
けれど世の中を眠りにつかせたコロナ旋風が、無理してでも生産性を求める「計画的」な社会よりも、立ち止まり振り返る時間を与えました。
孤独の辛さ…
新たな人間関係を求める価値観も
ただ感染防止に個別を強いられ孤独の辛さを知った人は新たな人間関係を探そうとしたかもしれません。
そんな中で新たな家族を求める価値観も生まれたかもしれません。
感性とマッチングする言葉が
時代の後押し
と、ここまで書きながら、子供を持てるかどうか確認する事は自然な願望かもしれませんから、おそらく「ブライダル」という名称が引っかかった…と気付かされました。
言葉は時代とともに変わると言います。
感性とマッチングする言葉が時代の後押しを得て浸透していくのかもしれません。