タコの足は8本あるけれど

タコの足は8本あるけれど

タコの足は8本あります。タコは呑気そうに見えますが(私だけ?)逃げ足が早く賢い生き物です。

8本の足は
切り離してしまっても再生

8本の足は、敵から身を守るために切り離してしまっても再生されるようになっています。

さらに場合によっては再生を繰り返して何十本の足をもつタコも歴史上、存在していたそうです。

タコの吸盤は嗅覚や味覚を識別

そして、タコの吸盤は嗅覚や味覚を識別し獲物を捕獲して食します。

8本の足の内1本だけ生殖機能がある

人間から見たら8本ともに同じ足に見えますが、実は1本だけ交接腕と言われる生殖機能があります。

しかもコレがあるとオスで、何も無ければメスと雌雄が区別できます。

大切なものなので普段は丸めて見えないようにしています。

豆知識:タコは英語でoctopus

また、タコは英語でoctopusになりますが、octはラテン語のオクトプースが語源で「8」を意味します。

ついでながら、オクトーバー(10月)はギリシャの暦で3月を起算とすると8番目の月である事を意味します。

音楽をやる人ならば、1オクターブ(ドからドまでの音の数)も8つだからか!とお気づきかもしれません。♪

タコの吸盤は
味覚を感知している機能がある

再びタコの吸盤についてのお話です。

吸盤は味覚を感知している機能がありますが、タコを触ると人間にタコは吸盤をはりつけてきますよね。

ということは人間の臭いもタコなりに認識しているのでしょうね。

葛飾北斎の名画「蛸と海女」

そして葛飾北斎の名画「蛸と海女」知る人ぞ知る有名な春画です。

女性に蛸が絡みついている絵です。

きちんと見るほどにこの作品の生々しい艶画のほどはわかるといいますが、タコが味覚を知るのであれば、現代、人間の私たちがタコを食していますが、タコも人間の肌の味を知っているのかもしれません。

タコを知り更に「蛸と海女」の作品の深さを感じますね。

※参考:鳥羽水族館サイト 2021.2.23

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