増えていく美容外科医

美容整形はオープンに語られ行われる時代になりました。

youtuberの中には自らの美容整形の体験談を披露している人もいますので、見かけた方も多いと思います。

気軽に整形する人も増えてきました

秘密裏に行われてきたことが明るみになり不安も払拭されたためか抵抗感も薄れて気軽に整形する人も増えてきました。

美容医療の市場規模は拡大

実際に、美容医療の市場規模は拡大する一方です。

2019年に4000億円ほどだった市場は、2023年には5940億円と6000億円市場は目の前にまで伸びています。

※矢野経済研究所 公表data

美容外科医の数も急増

そして美容外科医の数もまた、2008年から比べると2022年には3倍以上に急増しています。

参考:具体的人数

一方で、外科医は4割減、内科医も微減の傾向となっています。

(具体的人数について2020年時点 942人と医師全体で32万人の0.3%ほど)

美容医療業界の裏で起きている近年の状況

しかしながら、ある問題も露呈してきています。

僻(へき)地診療などを無視する医師も

医師の社会的役割から、大学授業料免除の代わりに卒業後、僻(へき)地診療義務がありますが、その義務を回避するノウハウがSNSなどで配信されており、僻(へき)地診療などをスルーされていく医師も中にはいるそうです。

若手医師:義務回避
コストパフォーマンスを考慮

この動きは、医師の職務が大昔より患者優先である種の自己犠牲をはらんでいたことから若手の医師の中には、コストパフォーマンスも考慮した働き方を目指している意識の変化によるものです。

一般医療機関で働かず
美容クリニックで働き始める若手医師

この回避パターンは美容外科医に限ったものではありませんが、美容外科医は、臨床研修医を終えた直後に一般医療機関で働かずに自由診療の美容クリニックで働き始める若手医師もいるために危惧されています。

魅力的な働き方も模索すべき時代

ちょっと堅苦しいお話になってしまいましたが、活況の美容医療業界の裏で起きている近年の状況をお伝えしてみました。

人が生き生き自由に働ける環境や方法はあらゆる場面で求められています。

過酷な職業は敬遠され人手不足となってますが、人手不足を解消するための魅力的な働き方も模索すべき時代かもしれません。

※参考:
東洋経済オンライン 2024.10.9

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