日本各地で個性豊かなビールが完成し、クラフトビール市場を賑わせています。
クラフトビールは、枠に捉われない多様な感性を醸造技術を持って実現しているのが魅力の一つです。
広がるクラフトビール人気
先日、日比谷公園でイベントがあり、たまたま居合せただけでしたが、声をかけられてクラフトビールの試飲をしました。
日本各地でこんなにたくさんのクラフトビールがあるんですよ、とスタッフの男性がポスターをみせてくれました。
地域性を感じるビール名とパッケージが興味をそそります。
クラフトビール:発端はアメリカ
発端はアメリカ、2000年にクラフトビール人気が高まります。日本でも2010年頃から居酒屋やバーでクラフトビールを出す店が増えていきました。
今までのビールをぐい飲みする文化から、多様なビールを少しずつ味わいながら飲むスタイルが20〜30代の傾向だそうです。
クラフトビールは、
枠に捉われない醸造技術
クラフトビールは、枠に捉われない多様な感性を醸造技術を持って実現しているのが魅力の一つです。
昔からの醸造は上面発酵といわれるものでした。
その後、下面発酵といわれる雑菌が繁殖しにくい方法が主流になり、味わいもすっきりしたものになりました。
自然発酵も
さらに野生酵母を使った自然発酵もあります。
苦味、コク、香り、香ばしさ、フルーティーなもの、etc
酒税法改正で個性豊かなビールが完成
1994年、酒税法改正とともに小さな醸造所が次々に誕生してゆき、今日、日本各地で個性豊かなビールが完成し、クラフトビール市場を賑わせています。
2024年4-18発表(日本クラフトビール業界団体連絡協議会)、出荷数量4万3795キロリットル。
2019年と比較すると24%プラスの勢いです。
クラフトビールイベント各地で開催
こうした市場拡大の後押しをうけて、2025年今年のクラフトビールイベントは、日本各地で開催され、足を運ぶファンも多く盛況となっています。
暑い日も増えてきた5月。お散歩がてら、ビールイベントを見にいくのも楽しいかもしれません。
参考:
日経新聞2024.4.18
ビール女子2017.6.14