他人なのによく似たソックリさんが存在しますよね。一時期のテレビではバラエティー番組にもよくありました。
テレビを楽しく視聴していた懐かしき平和な時代を思い出します(笑)
赤の他人のそっくりさん、実は中身も似ている
さて、カナダ人アーティスト フランソワ・ブルネル氏は世界を旅しながら、他人でありながらソックリな人が存在することに気づき、その似た2人の姿を写真におさめてきました。
1999年から始めて2024年いま200組にのぼるそうです。
(1年に10組くらいのペースですね、根気ある取組に頭さがります)
他人のそら似は外見だけか?
そして、この存在を知ったスペインの遺伝子学者マネル・エステラー氏は更なる研究をしました。
他人のそら似は外見だけか?
人間の中身の遺伝子にも共通する点があるのか調査研究されました。
顔認識アルゴリズムで一致した
ペアだけにピックアップ
マネル・エステラー氏は、32組のペアを顔認識アルゴリズムで一致したペアだけにピックアップしました。
(顔認識アルゴリズムは空港で行われる顔認証システムだそうです)
突然変異をするDNA遺伝子の一部は同じ配列
そして、更に9ペアが基本のゲノム(遺伝情報の総体)やエピゲノム(細胞の個性記憶情報の総体)は違うものの、突然変異をするDNA(遺伝情報を持った化学物質)遺伝子の一部は同じ配列であることが判明しました。
骨の構造、肌の色、水分保持などが共通
共通になっていたのは、骨の構造、肌の色、水分保持などに影響をおよぼすDNAの一部の配列だそうです。
外見がよく似ている人を選ぶ傾向
好きになる人の外見がよく似ている人を選ぶ傾向は誰にでもありますよね。
実は無意識な本能で魅かれているのかもしれません。
伴侶の探し方は廃れてきているかも
しかし近年は、社会性や合理性が優先されて、そうした本能的な伴侶の探し方は廃れてきているかもしれません。
パートナーの好みは生物すべてに存在
パートナーの好みは生物すべてに存在するもので、合理性からではなく本能で求めて歩み寄り相互に合理性を見出していくのが自然の流れだったのでしょう。
利害や損得から、人間関係を選ぶ時代
利害や損得から、人間関係を選ぶ時代の流れがありますが、それは変化に弱い面があるかもしれません。
以上、私個人の推測もありますが、離婚率が上がり、今は非婚時代にもなりましたので、そうした傾向は無きにしもあらずではないでしょうか?
参考:
ハフポストオンライン 2014.1.27
X 2024.5.3
ほかetc