美しいですが、油断大敵な花々をご紹介します。
甘い香りを放つ猛毒の花
カロライナジャスミン、キョウチクトウ、トリカブト。
カロライナジャスミン(黄色)
甘い香りを漂わせツルを伸ばし豪華に咲き誇る「カロライナジャスミン(黄色)」。
北米グアテマラ原産ですが、その美しさと丈夫さで日本でも人気の花です。
しかしながら、お茶として楽しめるジャスミンとは異なり猛毒を持っています。
うっかりハーブティーにでもしようものなら、そのゲルセミンの毒で、脈拍増加、呼吸麻痺、血圧降下など中枢神経にダメージを与えてしまいます。
くれぐれも甘い香りに騙されないようにしましょう。
育ちもよく剪定が必要なこともありますが、樹液が皮膚につくとかぶれてしまうことが多いので要注意です。
キョウチクトウ(ピンク)
他にもよく見かける美し花で毒を持つ花は、
「キョウチクトウ(ピンク)」、オレアンドリンの毒で、吐き気、嘔吐。腐葉土にしても1年以上毒性が残るので要注意です。
トリカブト(青)
毒性の強さで有名な「トリカブト(青)」
主な毒はアコニチンですが、0.2グラム以上の摂取で心停止の致死の可能性まであります。
美しいので、ガーデニングに公園の花壇によく植えられていますが、油断大敵な花々をちょっとご紹介しました。